アイキャッチ画像:©Disney「モアナと伝説の海」より引用
目次
はじめに
みなさんこんにちは。ナガと申します。
映画「モアナと伝説の海」が3月10日金曜日から公開となりました。今回はそんな「モアナと伝説の海」がどの程度のヒットになるのか、 動員や興行収入をさまざまなデータから考えていきたいと思います。
良かったら最後まで読んで行ってください。
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映画の内容からの推測
ディズニーアニメーション映画の中でも近年最大のヒットになったのが「アナと雪の女王」で日本での興行収入は「254.6」億円でした。この作品の大ヒットの大きな要因の一つとなったのが、やはりテーマ曲「LET IT GO」を初めとする歌曲の大ブームと言えるでしょう。
今作「モアナと伝説の海」も「アナと雪の女王」の時と同等とまでは言えませんが、CMや予告映像の時点から「HOW FAR I’LL GO」が印象的に使われており、これが動員に良い影響を与えることが推測できます。今作は間違いなく大ヒットの系譜にあると考えてよいでしょう。
映画の内容に関する感想・考察記事も書いておりまして、以下のリンクから読んでいただけるので、良かったらよろしくお願いします。
参考:【感想・考察】映画「モアナと伝説の海」が現代に求められるわけ
初動動員・興収の予測値
今回は初動動員・興行収入が正確には出ていない状態で記事を書いているので、あくまで「モアナと伝説の海」に関しての数値は推測値になります。
本記事の「モアナと伝説の海」に関する初動成績の推測値は「興行収入を見守りたい!」さんのデータを参考にして算出させていただきました。
ということで、データをもとに独自に計算をしてみましたが、動員の予測は初日の金曜日に約「100000」人、土曜日が約「215000」人、日曜日が約「220000」~「240000」人付近となることが推測されます。
動員単価の計算ですが、「モアナと伝説の海」は3D版の上映が無く、わずかながら3D版の上映があった「ベイマックス」や「アナと雪の女王」と比べるのは難しいかもしれませんが、初動での客単価が前者が約「1290」円、後者が約「1250」円と近い数値にあるので、今作「モアナと伝説の海」の客単価も同等になることが予想されます。
では、日曜日の動員を仮に「230000」人、客単価を「1250」円として、計算するならば、「モアナと伝説の海」の金土日3日間の動員は、約「545000」人、金土日3日間の興収は約「6.8~6.9」億円になることが予想されます。
また、一般的に初動と呼ばれる土日に限った数字で言うならば、初動動員が約「445000」人で初動興収が約「5.5~5.6」億円になることが推測できます。
今回算出した数字はあくまでも推測値にすぎませんので、正式に発表されるものとは異なる可能性が考えられますのでご注意ください。あくまでも推測です。単価と動員の正確なデータはないのであくまでも推測値です。
3月26日までの興行収入が約「26.7」億円となっているそうです。まだまだ春休み需要で動員は積めそうですが、「シング」と競合していることもあって、やはり「ベイマックス」ほどの伸びを期待するのは厳しい状況ですね。
他作品との初動比較
では、最近のディズニーアニメーション映画の初動興行成績はどうなっているのかチェックしていきましょう。
「ズートピア」
初動動員「32万9513」人・初動興収「4億4580万4900」円
©Disney 「ズートピア」より引用
ズートピアは動員的には「モアナと伝説の海」から大きく劣りますが、3D版や4D版も公開されたために客単価が少し高くなっています。
「インサイドヘッド」
初動動員「31万6315」人・初動興収「4億602万5100」円
©Disney 「インサイドヘッド」より引用
動員的には「ズートピア」と同等ですが、4D版の上映が無かった分、興行収入的にはかなり開きがあります。
「ベイマックス」
初動動員「46万3556」人・初動興収「6億41万500」円
©Disney「ベイマックス」より引用
初週こそ「妖怪ウォッチ」に首位の座を譲りましたが、それでもかなりの好成績を残しています。
「アナと雪の女王」
初動動員「60万2347」人・初動興収「7億6338万9450」円
©Disney「アナと雪の女王」より引用
やはり強いですね。しかしここから最終的に「254」億円まで伸びたことの方が驚きです。
ここまで、過去4作品の初動データを挙げてみましたが、今作「モアナと伝説の海」が最も近くなりそうなのが、ディズニーアニメーション映画歴代2位の記録を持つ「ベイマックス」の初動数値ですね。「モアナと伝説の海」の初動数値はかなり「ベイマックス」に近い数字で出てくることは間違いありません。
最終興行収入予測
では、「モアナと伝説の海」の興行収入が最終的にどれくらいになるか、あくまで予想ではありますが、過去のデータをもとに考えてみましょう。
「ズートピア」
初動「4億4580万」円→最終「76億8000万」円=約「17」倍
「ズートピア」は初動こそ「ベイマックス」に大きく差をつけられたものの4週連続1位を記録するなど、驚異の維持力で成績を伸ばし、最終的には初動の約「17」倍という数字を残した。
「インサイドヘッド」
初動「4億602万」円→最終「40億4000万」円=約「10」倍
「インサイドヘッド」も他のディズニー作品と比べると伸びは弱いですが、それでも他作品と比べると非常に強い維持力で初動の「10」倍まで伸ばしました。
「ベイマックス」
初動「6億41万」円→最終「91億8000万」円=約「15」倍
「ベイマックス」も初動こそ「妖怪ウォッチ」に大敗したものの驚異的な維持力でのちに抜き返し、最終的には100億円に迫る成績を出しました。
「アナと雪の女王」
初動「7億6338万」円→最終「254億8000万」円=約「33」倍
この作品の推移は少し化け物なので比較対象としては当てはまらないかと思いますが、社会現象ともなるとこのような驚異的な推移をすることもあるということが分かると思います。
ここまでディズニーアニメーション過去4作品が最終的に初動興収から何倍まで伸びたかというデータを挙げてきました。ディズニーアニメーション映画は基本的に伸び率が他の作品よりも極めて高いです。一番低い「インサイドヘッド」でも「10」倍です。一般的に初動の7~8倍まで伸びれば、すごいというラインがあるくらいなので、この数字はもはや異常ともいえます。
「モアナと伝説の海」の現時点でのレビューサイト等を見る限りでの評判は上々です。この様子ですと口コミによる伸びも大いに期待できると思います。最低でも「10」倍以上にはなると思いますし、口コミやメディアの取り上げ方次第では、「ズートピア」や「ベイマックス」級、はたまたそれ以上のの推移になる可能性も考えられます。
今回は初動数値が近くなりそうな「ベイマックス」の推移「15」倍で「モアナと伝説の海」の最終興収予測をしてみたいと思います。
当ブログ算出の初動興収予測値が「5.5~5.6億」円で「15」倍推移と仮定しますと、最終興収予測値は「82.5~84億」円となります。
この数値はあくまで現時点での個人的な推測による試算でありますので、実際にどのような数値になるかは神のみぞ知るところです。ここまで伸びないかもしれませんし、はたまた社会現象化してこれよりもっと高い数値にたどり着くかもしれません。
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まとめ
現時点でこれだけの予測が立てられるだけでも、「モアナと伝説の海」は大ヒットといって間違いないと思います。やはり日本では歌曲を前面に押し出した作品は非常に強いですね。それは「アナと雪の女王」や「君の名は」然りです。
全く最終興行収入の目途が立てづらいのですが、今回、当ブログの予測値としましては、初動興収「5.5~5.6」億円、最終「82.5~84」億円という予想を立てさせていただきました。
この予想が当たるか、外れるかはともかくとしまして、どのような最終興行成績となるのか、楽しみですね。
今回も読んでくださった方ありがとうございました。
*今回の記事における予測値は妥当性を保証するものではなく、あくまでも私の個人的な推測値になりますので、その点はご了承くださいますよう改めてお願いいたします。
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