アイキャッチ画像:©2016 TOHO CO. LTD. 映画「シン・ゴジラ」
映画「シンゴジラ」の解説を期待されてる方はここで記事を読むのを止めておくのが賢明かと思います!!
目次
はじめに
みなさんこんにちは。ナガと申します。
皆さま!!ついに!ついに!映画「シンゴジラ」のBlu-ray/DVDが発売されましたね!!
どんな形であり、最高の作品を家でも気軽に楽しめるようになったのは素晴らしいことですね!!
も、も、も、も、もちろん買ったんだなぁ!!(大汗)
まあそんなに焦らないでくださいよ!!(笑)
まずは、今回、僕が映画「シン・ゴジラ」のBlu-rayディスク購入に至った経緯からお話しさせてくださいね。
僕は、今そんなに金銭的に余裕があるわけではないんですね。だから、「シンゴジラ」のセル版にかけられる予算が限られていたんですね。
予算:8000円
そうなんです。自分の中で8000円以上は用意できないな、というラインは設けていたんです。
そして、「シンゴジラ」のBlu-ray/DVDの予約が始まりました。まず、驚きだったのはAmazon限定版にはスチールブック特典が存在しているんですね。
僕は、何を隠そう、スチールブックを50枚以上所持している立派な自称スチールブックコレクターです。スチールブックがあるならば、もちろんそれが欲しい。
肝心のお値段も、約8000円と予算通り!!これは買いだな!!とすぐさま予約。
しかし、事態は急変するのです。
上り坂~♪
下り坂~♪
そうね人生は~♪
まさか~♪
ドラマ「カルテット」でもこんな歌がありましたが、そうなんですよ。人生は「まさか」の連続なんです。
思わぬ商品に出会ってしまったんですよ!!それがこちら!!
えーこれはですね。「チン・コジラ」です!!(ドヤッ)
もう一度言います!「チン・コジラ」です!!(笑)
まあ、無論こういった成人向けビデオなんて今まで購入したことがないわけですよ。しかし、「シンゴジラ」のパロディビデオとあらば、少し気になってしまうんですよ。
しかし、お値段が約3000円。
予約している、スチールブック付きBlu-rayと合わせると11000円になって予算オーバーになってしまいます。
だめだ、だめだ。僕は自分のリトルゴジラを「スチール」にしたいんじゃなくて、スチールブックが欲しいんだろ!!
固いのが欲しいんだろ???(意味深)
そのうち僕は、考えるのをやめた。(カーズ風に)
©荒木飛呂彦・集英社・「ジョジョの奇妙な冒険」製作委員会 アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」より引用
でも、やっぱり発売日が近づくにつれて、ちょっと気になってしまうわけですよ。
そんなことを思いながら、Amazonを徘徊しておりますと、「シンゴジラ」のスチールブック付属でない限定版はお値段が5000円くらいだったんですね。
「シンゴジラ」の限定版が5000円で「チン・コジラ」が3000円・・・。
そして予算が8000円・・・。
「シンゴジラ」+「チン・コジラ」=8000円!!!!!
こ、これは・・・。とんでもない方程式を生み出してしまったようだ・・・。アインシュタインの悪魔の方程式を上回る世紀の大発見かもしれんぞ!!
いや、待てよ。僕は理性に生きる人間だろ??だから、こうやって普段はお堅い考察・解説記事なんかをブログに書いて、理性的な人間であろうとしているんじゃないか??
僕は人間の本性は「善」だとする性善説の考え方の方を信奉しているんだ。
僕は「善」だ!そうだろ?そうだろ??
こ、こんな悪魔のささやきに動じたりなんかしないんだ!!
僕は、繰り返し、自分のリトルゴジラに問いかけていた・・・。
いつも僕のブログを読んでくださっている方には、僕が、心の底から映画を愛していて、映画を深読みするのが大好きな、そんな人間だってことをわかっていただけると思うんだ。
だから、僕をどうか信じて欲しい!!!!
僕は健全な人間です!!
*ここからの記事に関しての注意事項
©2016 TOHO CO. LTD. 映画「シン・ゴジラ」予告編より引用
今回の記事を読んでいただくに際し、不快感の直撃や急性興奮の危険性があります。
この先を読む者の安全の保証はできません。
・・・・・・だがどうか読んでほしい!!
我がブログの最大の力は、この先にあり、この注意書きは、皆さまを守る力が与えられている最後の砦です。
未来を、皆さまに託します。
え~先ほどですね、「シンゴジラ」のBlu-rayの方が到着しましたので、着弾報告という形で、画像を挙げさせていただきますね。
まあ、結局買っちゃうよね(笑)
ブログでいくら理知的で、聡明なキャラクターを演じようとしても、こんなものです!!
僕のリトルゴジラは正直なんですよ、多分(笑)
人間の本性は「悪」です。はい。多分。僕が今、身をもって証明しました!!
長い前置きになりましたが、結局何が言いたかったというと、僕は「シンゴジラ」と「チン・コジラ」を一緒に買っちゃうフレンズだってことです!!わーすごーい!!
以下閲覧注意!!
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「チン・コジラ」本編徹底解説!!
ああ、あれね。あれは嘘だ!!(笑)
今回は「シンゴジラ」の別売り特典映像「チン・コジラ」を解説していきたいと思います!!
この特典ディスク、なんと、今なら、3000円払えば、無料であなたの元に届くんですね!!(大嘘)
なんと10連ガチャ1回分??(笑)
皆さまもぜひ購入を検討されてはいかがでしょうか??
と、冗談はさておきまして、一応解説記事と銘打っているわけですから、ちゃんと解説したいと思いますよ。
閲覧注意!!
まず、最初に大声で言っておきたいんです。
このビデオ、「シンゴジラ」好きなら、絶対にハマります!!絶対に!!間違いなくです!!
「シンゴジラ」を意識した配役、劇伴音楽、セリフ、演出、編集。すごくオマージュとしての完成度が高いんです!!
だからこそ、成人向けビデオだなんて馬鹿しないでいただきたいんです。
「シンゴジラ」好きの家庭には1世帯1枚置いておくべき商品ではないかと思うわけですよ!!
そして、もう一つの魅力がこちらです。本編の尺を見てみてください。
これは何ともうれしいですよね!!なんと驚異の2時間20分!!
「シンゴジラ」が119分で5000円。「チン・コジラ」は140分で3000円。あれ?チンコジの方がお得じゃね??(入力が面倒なので以下「チンコジ」表記)
では、ここから、チンコジのここがすごい!!をいくつかのポイントに分けて解説していきたいと思います。
しかし、まず、最初に、これを2時間20分、ゲラゲラと笑いながら見ていた僕を褒めて欲しい!!
もちろん筆は動かしていましたよ?(ブログ用にメモを取っていたの意味です)
しかしそのメモのおかげもあってしっかりと解説していけると思います!!
チンコジのここがすごい:その1「セリフ」
映画「シンゴジラ」が話題を集めた大きな要因の一つがその印象的なセリフですよね!!チンゴジにおいてもそのセリフを上手くオマージュとして登場させているんですね。その代表的なものを挙げていきましょう!!
- これはTRADEよ!!
- win-winな関係でしょ?
- ここからはPersonal Service♡
- この臭い覚えろぉぉぉぉぉ!!!
- 味も確認していいですかぁぁぁぁ!!!
どうですか??どんな場面で使われているかは、皆さんの想像にお任せしたいと思います!!
あれ、ちょっと関係ないセリフも混じってしまったような気がしますね・・・。まあ気にしないでおきましょう(笑)
チンコジのここがすごい:その2「編集」
映画「シンゴジラ」で秀逸だったのは何といっても「編集」ですよね。そうなんです。あのゴジラのシーンと会議室のシーンを交互に細切れに挿入してくるあの「編集」が作品のリズム感を生み出していました。
「シンゴジラ」は4DXでも鑑賞したんですが、ゴジラのシーンから会議シーンへの移行が唐突なので、急に揺れが収まるのですごく驚いたんですよね。
そしてそれはチンコジにも反映されています。
「戦闘」シーンと会議シーンを交互に配置してきております。
そして、独特のテロップも映画同様に挿入されています。
いやはや、これも4DXでぜひとも見てみたいですね。もうどれくらい揺れるんでしょうかね??
チンコジのここがすごい:その3「演出・舞台設定」
映画「シンゴジラ」でもたびたび登場した巨災対の会議室シーンですが、すごく印象に残りましたよね。
チンコジでも、そんな会議室のシーンの設定や演出のオマージュが散見されます。
まず、会議シーンでの登場人物の一人が間邦夫(塚本晋也)にそっくりなんですよ(笑)首からタオルかけてますし。
©2016 TOHO CO. LTD. 映画「シンゴジラ」予告編より引用
そして、ちゃんと会議室には、おにぎりとミネラルウオーターのペットボトルが置いてあります!!
また、映画「シンゴジラ」序盤で登場する、巨災対本部の設営シーン(電話や印刷機、デスクをセットしているシーン)のオマージュなんかも登場します!!
シーンで言うならば、映画「シンゴジラ」で教授の解析図が解けたときに登場した、パソコンの方向からのアングルのカットがオマージュとして登場したりしていました。
チンコジのここがすごい:その4「名称」
映画「シンゴジラ」でも印象的な名称が多く登場しましたよね。「無人在来線爆弾」なんかは大きな話題になったのを覚えています。
チンコジでも、多くの印象的な「名称」が登場します。いくつか挙げておきますね。
- 商品名「〇AGINA」(「ガッジーラ」の発音で)
- 主人公「サチコ・イン・ペニースン」
- 二点責め〇〇〇「絶対角度」(無段階調節機能付)
- 「ヤリシオ作戦」(分泌液のサンプル採取を主軸とした・・・)
どんなものの名称になっているのかは、これも皆様のご想像にお任せします。
チンコジのここがすごい:その5「心情」
本作の主人公「サチコ・イン・ペニースン」の心情には「投影」という心理学用語が大きくかかわっているんですね。
表向きは、ドSで高飛車なキャリアウーマンを演じていて、男性を抑圧し、弄る立場にあろうとするのですが、実はそんな男性が置かれているMな立場こそが、彼女の認めたくない本当の望みなんですね。
©2016 TOHO CO. LTD. 映画「シン・ゴジラ」予告編より引用
そんな、彼女の内に眠る本当の望みを発現させていくというところに本作の見どころがあるんですね。そして、その過程が丁寧というよりむしろ大胆に、「考えるより感じろ」的な描かれ方をしているのがとても素晴らしいと感じました。
えー成人向けビデオを見ながら、真顔でこんなことを考えていた自分にドン引きしています(笑)
ここまで、5つのポイントに分けてチンコジの魅力を語ってみました。
おわりに
最初にも言ったんですが、「シンゴジラ」を買うなら、「チン・コジラ」もセットで買うべきだと思うのです。
これはただのパロディなんかではありません。一級品の「虚構」です。
しかも、映画「シンゴジラ」ではゴジラは1体しか出てこないのに、チンコジでは5体くらい登場して、次々に放射していきます。圧巻のシークエンスです!!
(一斉放射、連続放射、経口投与。なんでも有りでしたね笑)
ぜひとも、映画「シンゴジラ」のBlu-ray/DVD発売のこのタイミングで、購入を検討されてみてはいかがでしょうか??
あ、18歳未満の方は購入をお控えくださいね!!
今回も読んでくださった方ありがとうございました。
次回記事からはきちんとしたブログに戻りますのでご安心ください。