【おすすめ】エロ映画?変態映画?「性の目覚め」を描いた映画7選!

はじめに

みなさんこんにちは。ナガと申します。

今回はですね、当ブログ管理人の自称得意ジャンルである「ちょっとエッチな映画」をみなさんに紹介してみたいと思います。

ただ、「ちょっとエッチな映画」なんてこの世に腐るほど存在しています。ですので、今回は或るポイントに焦点を当てて、作品を選びました。

それは「性の目覚め」を描いた映画です!

日本では特にですが、少年・少女の男女のプラトニックな恋愛を描いた映画が多い多い!!年間一体何作品公開してんだよ!!ってレベルですよね・・・。

まあそれはそれで良いんですけどね。でも、もっと少年・少女たちの「性の目覚め」を生々しく切り取った映画が作られて欲しいんですよね!!

甘ったるい恋愛はもういい!!もっとエロい映画を!!もっと生々しい情愛を描いた映画を!!

そんなことを考えていらっしゃる同志におすすめしたい映画を今回は7作品紹介したいと思います!!

良かったら最後までお付き合いください。




青い体験

・あらすじと概要

女っ気のない家庭にやってきた若く美しいお手伝いさんをめぐって、父親と長男が争奪戦を始める。

製作はシルヴィオ・クレメンテッリ、監督は二九歳の新人サルヴァトーレ・サンペリ、サンペリの原案をオッタヴィオ・ジェンマ、アレッサンドロ・パレンゾとサンペリ自身が共同脚本。

撮影はヴィットリオ・ストラーロ、音楽はフレッド・ボンガストが各々担当。出演はラウラ・アントネッリ、トゥリ・フェロー、アレッサンドロ・モモ、リリア・ブリグノン、ピーノ・カルーン、アンジェラ・ルース、ティナ・オーモンなど。

映画com.より引用)

 

・解説

とにかく思春期の青年の「性の目覚め」を誠実に描いた作品だと思います。

これほどに美しいまでに「性の目覚め」を描いた作品は他にないと断言できるほどです。

若い家政婦が、妻(母親)を失った家にやって来るんですね。そうしたら妻を失った夫(父親)とその息子たちは彼女にメロメロ。

特にお熱だったのが、夫(父親)と次男。脚立に乗って掃除をしている彼女のスカートの中のストッキングの破れ目を覗いてみたり、家族が食事をしているテーブルの下で彼女のパンツを脱がしてみたり、屋根裏の秘密の小部屋から彼女の着替えを覗いてみたり・・・。

家政婦の女性によって「性の目覚め」を引き起こされた次男の行動はドンドンとエスカレートしていきます。

この作品が「性の目覚め」を描いた映画のお手本と言えるのは、やはり原初的な、超初期的な性衝動を正面から精密に描いたと言うところにあると思います。

「性行為をしたい」だとかそれ以上のマニアックな欲望を描いているわけではないんですよね。

あくまで、「スカートの中を覗きたい!」とか「女性の体を触りたい!」という第一義的な欲求を描くことにこだわっているんですよね。

そして、それが積もり積もって終盤の展開へと突入していきます。

だからこそ、多面的視点からこの映画は「筆おろし映画」と呼ばれるのです。

あくまで、少年が年上の女性との性行為で「初めて」を経験するという観点だけからの「筆おろし」ではありません。この映画は青少年の「性への入り口」そのものなんですよね。

様々な段階を踏みながら、様々な「筆おろし」を経て、少しずつ大人の階段を上っていくんですよ。

 

エコール

・あらすじと概要

森の奥深くにある学校“エコール”に、6歳の少女イリス(ゾエ・オークレール)がやってくる。

高い塀で外部と遮断されたその学校では、6歳から12歳までの少女たちが年齢を区別するリボンと白い制服を身につけ、ダンスと自然の生態を学んでいた。

男性のいない女性だけの閉ざされた世界にイリスは順応していくが、ある少女は耐えられず、壁を乗りこえて脱走を図る。

中編「ミミ」のルシーア・アザリロビック監督による長編デビュー作。

映画com.より引用)

・解説

先ほど紹介した「青い体験」が「性の目覚め」を描いた映画のお手本だとしたら、この「エコール」は邪道中の邪道なんです。

この映画は、少女たちの隔絶されたユートピアを舞台にした作品です。一見すると、この映画はひたすらにじめじめと陰鬱な雰囲気のまま進行するユートピアの日常を描いた作品に見えます。

ですが、明らかに少女たちの「第1次性徴」や「性の目覚め」がその根底に主題として据えられています。

本作でユートピアにいられる少女は6~12歳に限られています。それを終えると、少女たちは外の世界へと出されます。そしてユートピアから出されるに際しては、さなぎから脱皮する蝶のモチーフが印象的に登場します。

そしてラストシーンで印象的な噴水シーン、あれは「初潮」のメタファーであるとも言われています。

他にも直接的ではありませんが、間接的に少女たちの「性の目覚め」をじめじめとしたタッチで、かつ美しい映像で描き出したのが本作です。

一見の価値はある秀作だと思います。

 

イーダ

・あらすじと概要

共産主義体制のポーランドを出てヨーロッパ各国で映画を撮り続けてきた映画作家パベウ・パブリコフスキ監督が、初めて母国ポーランドで撮影した作品。

第87回アカデミー賞では、ポーランド映画初となる外国語映画賞を受賞した。歴史の波に翻弄された戦後ポーランドを背景とした少女の成長物語を、モノクロ&スタンダードによるクラシックな映像美で叙情的に描いた。

60年代初頭のポーランド。孤児として修道院で育った少女アンナは、初めて会ったおばから自分の本当の名前がイーダ・ベルシュタインであること、そしてユダヤ人であることを明かされる。

両親はなぜ自分を捨てたのか、自身の出生の秘密を知るため、イーダはおばとともに旅に出る。日本では「ポーランド映画祭2013」で上映されて好評を博し、14年に単独ロードショー。

映画com.より引用)

 

・解説

本作は、映画「青い体験」同様「性の目覚め」を正面から誠実に描いた作品です。

しかし、少し特殊なケースではあります。本作の主人公は、修道女です。修道女の規則として有名なのが、「貞潔、清貧、従順」の3つの誓約です。つまるところ修道女になれば、「女性」として生きる道を実質的に失うんですね。

本作の主人公イーダは修道女見習いです。ただ、自分の出自を知るために旅に出たことがきっかけで修道女としてこのまま生きる道に疑問を感じ始めるんですよね。

そして行きずりのバンドマンとの性行為。彼女が初めて自分の女性としての「性の目覚め」を実感した瞬間でした。

私はこの映画の性行為シーンを映画の中で最も美しく意義深いものだと考えています。




スイートプールサイド

・あらすじと概要

「惡の華」で知られる押見修造による、思春期特有の毛の悩みを抱える少年少女の姿を描いた異色青春コミックを実写映画化。男子なのに毛が生えないことに悩む高校1年生の太田年彦は、同じ水泳部の毛深い女子・後藤綾子をうらやましく思っていた。

そんなある日の放課後、綾子から毛深いことに対する悩みを相談され、「私の毛を剃ってくれない?」と依頼されたことから、年彦は綾子の腕の毛とスネ毛を毎週剃るという秘密の関係を結ぶ。

やがて年彦は綾子に対して特別な感情を抱くようになるが……。

「アフロ田中」「自分の事ばかりで情けなくなるよ」の新鋭・松居大悟監督がメガホンをとり、須賀健太と刈谷友衣子が主演。松居監督の「アフロ田中」に主演した松田翔太も出演している。

映画com.より引用)

 

・解説

本作はただの「性の目覚め」を描いた作品ではないです。これまで紹介してきた3作品とは少し毛色が異なります。

今作は須賀健太演じる主人公が剃毛プレイに目覚めるという何とも異色な「性の目覚め」を描いた作品と言えます。

高校生の青年がひょんなきっかけから同年齢の女性の体毛を剃るようになり、そしてそこに性的快感を覚えるようになります。

最終的には毛を食べてみたりしちゃってます(笑)。

ただ、主人公の心理描写も非常に丁寧で、少しずつ異常性癖に目覚めていく様子が生々しく伝わってきます。思春期の青年が性に悶々としている描写も素晴らしいですね。

 

月光の囁き

・あらすじと概要

北綾高校の剣道部に所属する拓也と紗月は、秘かに寄せていた想いを実らせ交際を始めた。ところが、拓也には人には言えない異常な性癖があったのである。

それは、紗月の持ち物や写真を集めては自慰に耽ること。ある日、拓也の家に遊びに来た紗月は、拓也の部屋で自分の小便の音を録音したテープを発見してしまう。拓也の異常な性癖を知った紗月は拓也と別れ、彼女に好意を寄せる剣道部の先輩・植松と当てつけのようにつきあい始める…。

純粋であるが故に、歪んだ愛欲の世界に落ちていく高校生カップルの姿を描いた青春エロス。

監督は、本作で長編デビューを果たした『露出狂の女』の塩田明彦。喜国雅彦による同名コミックを基に、塩田監督と「蜘蛛の瞳」の西山洋一が共同脚色。撮影を「CHAKA〈チャカ2〉」の小松原茂が担当している。

主演は、「富江」の水橋研二と「HEAVENZ」のつぐみ。スーパー16ミリからのブローアップ。

映画com.より引用)

 

・解説

「月光の囁き」という作品もまた、異常性癖の目覚めを描いた作品であると言えます。

主人公は自分の彼女の排泄音を録音してみたり、持ち物や写真を収集したりして、それを使って自慰行為にふけっています。そして、それが発覚して2人は交際関係を解消します。

自分の元彼女が別の男性と付き合い始めると、元彼女とその男の性行為を垣間見て興奮するようになります。

高校生の主人公たちが性に目覚め、そしてどんどんとその在り方が歪んでいく。その過程を非常に上手く描いた作品です。

 

共喰い

・あらすじと概要

第146回芥川賞受賞を受賞した田中慎弥の小説を、「EUREKA」「東京公園」の青山真治監督が映画化。

山口県下関市を舞台に、高校生の遠馬、暴力的な性癖を持つ父、その愛人らが繰り広げるひと夏の出来事を、原作とは異なる映画オリジナルのエンディングとともに描き出す。

昭和63年、山口県下関市の「川辺」と呼ばれる場所で父親とその愛人と3人で暮らす高校生の遠馬は、性行為の際に相手の女性を殴るという粗暴な性癖をもつ父親を忌み嫌っていた。

しかし、17歳の誕生日を迎えた日、幼なじみの千草と初めて交わった遠馬は、自分にも粗野な父親と同じ血が流れていることを自覚させられる。

主人公の遠馬を演じるのは、「仮面ライダーW」「王様とボク」などで注目を集める若手俳優・菅田将暉。

映画com.より引用)

 

・解説

菅田将暉の極上の演技が光るこの映画「共喰い」もまた、ただの「性の目覚め」というよりは以上性癖への目覚めや自覚を描いた作品と言う事ができます。

菅田将暉演じる主人公は女性との性的な関係を結ぶことにどこか満足感を得られていない状態が続いていました。一方で、女性に暴力をふるいながら性交渉をする自分の父親の姿に嫌悪感を感じていたのです。

しかし、性行為を繰り返すうちにその暴力的な性衝動に目覚めていきます。自分も父親と同じ性癖を持っているのだということを自覚していくのです。

そんな自身の血が内包する逃れられない性衝動に戸惑いながらも身を委ねていく青年のリアルな葛藤と狂気が鮮烈に描き出された作品です。




ムカデ人間2

・あらすじと概要

狂気に満ちた医師が、複数の人間の口と肛門とをつなぎ合わせ“ムカデ人間”をつくろうとする姿を描いたカルトホラー「ムカデ人間」(2009)の続編。

ロンドンの地下駐車場で夜間警備員として働く中年男のマーティンは、映画「ムカデ人間」のDVDを繰り返し見ては、自分も“ムカデ人間”をつくりたいという欲望にかきたてられる。

マーティンは、駐車場で目をつけた男女を次々と拉致して倉庫に監禁。邪悪な計画を進めていく。

過激で残酷な内容に世界各国で上映禁止になり、日本でも度重なる映倫審査の末、R18+指定での上映が決まった問題作。

映画com.より引用)

 

・解説

はっきり申し上げます。鑑賞はお勧めしません。

ただ、ある意味で本作も「性の目覚め」を描いた作品なんですよね。「ムカデ人間」という異常なものに性的な魅力を感じてしまう中年男性を描いているわけですからね。

ただ鑑賞はお勧めしません。あまりにも内容が狂気染みているのです。

主人公の中年男性は「ムカデ人間」の映画を見ながら、自慰行為を繰り返しています。さらには実現した暁には、「ムカデ人間」との性行為を楽しみます。

暗い人生を送ってきたプロ童貞が、中年期にさしかかって初めて「性の目覚め」に直面するんですよね。

ただ目覚めた相手があれですからね・・・。うーん・・・。やっぱりお勧めはしません。

 

おわりに

今回は、私がお勧めしたい「性の目覚め」を描いた映画作品を7作品を紹介してみました。

まだ見ていない作品がありましたら、ぜひご覧になってみてください!!

ナガ
少年少女のいかにもフィクションチックなプラトニック恋愛はもういいんです!!

これからは、もっとこういうじめじめした生臭い映画が増えて欲しいなあと思うんですね。(「ムカデ人間2」は例外とします。)

まあまとめさせていただきますと、もっとエロい映画増えてください、お願いしますということですね。

当ブログ管理人、もっと見たいでございます。以上です。

当ブログにはもっと変態性の高い映画を見たいという方のために、変態映画25作品を選出したブログ記事を書いております。良かったらこちらも読んでみてください。

今回も読んでくださった方ありがとうございました。

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