はじめに
みなさんこんにちは。ナガと申します。
今回はですね、ドラマ「オトナ高校」の第２話について語っていこうと思います。
いやあ最高でしたね。第２話も！！
本記事は本編のネタバレも含みますので、お気をつけくださいませ。
あらすじ・概要
2017年、深刻な少子化問題に歯止めをかけるため、
日本政府は国じゅうがのけぞる法案を打ち出した。
その法案とは「第二義務教育法案」。
性体験のない30歳以上の男女――「やらみそ（＝ヤラないまま三十路）」たちを
公的教育機関「オトナ高校」へ強制入学させ、
本当のオトナになるための英才教育を受けさせる…
という奇想天外な法案だった――！そんな前代未聞の“高校”が舞台となる“学園ドラマ”こそが、
土曜のよる11時枠に新設された「土曜ナイトドラマ」の第１弾作品『オトナ高校』。
あの三浦春馬が意外や意外、
東大卒のエリートでありながら、実は童貞（！）という“チェリート”を愛嬌たっぷりに熱演します！国から突然、オトナ高校への入学を義務付けられた主人公・荒川英人（三浦）は
「なんでオレが童貞だって知ってんだよ、国家ぁぁぁ！」
と動揺しつつも、しぶしぶ入学。
卒業条件である“童貞卒業”を目指して恋愛を学ぶことに。
30代から50代まで（！）…いろんなタイプの恋ヘタ学友らと悩みを分かち、時にぶつかり合いながら、
10代の高校時代には味わえなかった青春をやり直し、
人として成長していきます。厚生労働省が2015年に行った「出生動向基本調査」によれば、
性経験のない30代独身男性は25％以上、30代独身女性は30％以上という今の日本。
そんなリアルな社会への風刺も織り交ぜつつ、
笑いと涙、トキメキ、性経験者も未経験者も思わずドキッとしちゃう展開を、
軽やかなタッチで紡ぐ新感覚ドラマ『オトナ高校』。
『ウォーターボーイズ』シリーズや『映画 ビリギャル』など数々のヒット作を生み出した
橋本裕志の完全オリジナル脚本をベースに、
三浦をはじめ、高橋克実、黒木メイサら豪華キャストが“かつてない顔”を果敢に見せる
“挑戦的なドラマ”がついに幕を開けます！（ドラマ「オトナ高校」公式サイトより引用）
第１話の記事
最高の第1話について感想を書いておりますので、良かったら読みに来てください。
参考：『オトナ高校』第1話感想
本編のハイライト
いきなり始まる性に関する知識テスト！！
問題がもう・・・ね・・・。
知っている体位をお答えください。
異性の性器を描写しなさい。
Copyright© tv asahi All rights reserved. ドラマ「オトナ高校」第２話より引用
そしてそのテストでがっつり９０点を獲得してしまうプロ童貞、英人（三浦春馬）３０歳。
Copyright© tv asahi All rights reserved. ドラマ「オトナ高校」第２話より引用
いやあもういきなり大爆笑させてもらいました。
さて、後日会社の重要な会議で顔を合わせる英人と勘助、さくらの３人。しかし、オトナ高校ではさくらが教師、英人と勘助は生徒という立場ですからね。２人はさくらから自分たちが「オトナ高校」に通っている童貞であることを悟られまいと必死です。
そして重要会議でとんでもない言い間違いをしてしまいます。
「全力で性行為に・・・」
Copyright© tv asahi All rights reserved. ドラマ「オトナ高校」第２話より引用
「あっ、全力で成功に導かせていただきます。」
もう腹を抱えて笑いました。
そこから、スポーツをすることで、性的なホルモンが分泌され、性行為に向かいやすくなるということで、校内で体育の授業が開始されます。
さて今回恋に揺れるのは、班益美さんです。
Copyright© tv asahi All rights reserved. ドラマ「オトナ高校」第２話より引用
彼女は引き籠って、少女マンガばかり読んでいる女性です。漫画の登場キャラクターに似ているということで、オトナ高校のカルロス君に惹かれます。
一方で、英人は既婚者の上司に思いを寄せる園部真希を不倫から解放するように、教員であるさくらからお願いされます。
彼女の甘～い言葉にコロッと騙されるプロの童貞、英人（三浦春馬）３０歳。
で、無事に英人は真希を上司の束縛から解放します。そしてその夜２人は親密な関係に・・・。
Copyright© tv asahi All rights reserved. ドラマ「オトナ高校」第２話より引用
翌日２人はオトナ高校からの卒業を申請します。
しかし突然始まる個別の「アンケート」調査。昨晩の行為について綿密な説明を求められます。
ホテルはどこ？
何時ごろ？
どんな行為を？
シャワーは浴びた？
胸は触った？
相手に触られた？
そして、２人の供述があまりにも一致しすぎていることから、疑いをかけられ、校長の前でキスをしてみろと迫られます。
Copyright© tv asahi All rights reserved. ドラマ「オトナ高校」第２話より引用
結局勇気を出せず、キスも出来ないプロ童貞、英人（三浦春馬）３０歳なのでした。
やらない善よりやる偽善
「やらない善よりやる偽善」という言葉は、異性との関わりにおいてのみだけでなく、生きていく上ですごく重要なことですよね。
人に本心から優しくする、人に善行をするってすごく難しいことだと思うんです。人間ってつい出来心や下心、打算で人に対して優しく接しようとしてしまうんです。
でもそれってある意味正常なことだと思うんですよね。そしてそれでいいんだと思うんです。
たとえ偽善であっても、他人に対して優しく接しよう、善行をしようというその意志こそが重要なものだと思うのです。
第２話のメッセージ性って多分ここだと思うんです。一見、異性との性体験をしていない人を滑稽に描いているような本作ですが、訴えかけているメッセージは、人が生きていく上で大切なことなんですよね。
すごく突拍子もない設定や滑稽に描かれる人間模様も、こういった骨太なテーマが孕まれているからこそ説得力があるんですよね。
結局何事も、行動を起こす勇気なんですよね。それが重要だということを本作は常に我々に問うてきます。
おわりに
いやはや第２話も全く勢いが衰えていなくて、安心しました。
もうゲラゲラと笑いながら見させてもらいました。それでいて、見終わった後には少し考えさせてくれる。やはり素晴らしいドラマ作品だと思います。
今後は、益美さんの恋の行方や英人や勘助といったプロの童貞たちがどのようにして童貞からの脱却を目指すのか？注目ですね。またさくらの真意なんかも気になるところです。
今回も読んでくださった方ありがとうございました。
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