© 2018 SONY PICTURES DIGITAL PRODUCTIONS INC. ALL RIGHTS RESERVED
はじめに
みなさんこんにちは。ナガと申します。
今回はですね映画『search/サーチ』についての伏線解説・考察を書いていきたいと思います。
本記事は作品のネタバレになるような内容を含む記事となっております。作品を未鑑賞の方はお気をつけください。
良かったら最後までお付き合いください。
『search/サーチ』
あらすじ
ある日突然、16歳の女子高生マーゴットが失踪。
その父親であるデビットは娘と連絡がつかないことを不審に思い始める。
しかし、娘の幼馴染に電話したところ、キャンプに参加しているのではないかと告げられ、納得してしまう。
その翌日、娘の幼馴染から電話がかかってくるが、マーゴットはキャンプに参加していないことが判明する。
デビットはすぐさま警察に連絡。
ヴィック刑事が本件の担当となり、捜査が進められることとなる。
デビットは娘のパソコンを閲覧し、独自に調査を始める。
娘の真実、交友関係、悩みがパソコンのモニター越しに浮かび上がっていき、事件は二転三転する。
そしてデビットは恐るべき真実に辿り着くこととなる・・・。
情報社会が生み出した正統進化形POV映画を劇場で堪能せよ!!
作品情報
映画『search/サーチ』の監督を務めたのはアニーシュ・チャガンティ監督です。
彼は元々2014年にGoogle Glassというヘッドマウントディスプレイを使って「Seeds」という短編映像を撮影したことで注目を集めた映像クリエイターです。
SEEDS | Google Glass from Aneesh Chaganty on Vimeo.
まさに人の視点で撮られた、ダイナミズム溢れるPOV視点の映像になっていますよね。
この作品から正統進化を遂げたのが今作『search/サーチ』ということになるでしょう。
北米では当初わずか9館での上映でしたが、小規模上映ながらスマッシュヒットを記録、一気に全米に拡大公開されることとなりました。
また、北米大手批評家レビューサイトのRotten Tomatoesでは90%超の支持を獲得しており、名実ともに大成功した映画と言えるでしょう。
ちなみに本作で主演を演じたジョン・チョーは韓国生まれのアメリカの俳優で、リブート版の映画『スタートレック』シリーズにも出演しています。
より詳しい作品情報を知りたい方は公式サイトへどうぞ!
進化形POV視点ムービーをぜひ劇場の大画面で!!
スポンサードリンク
映画『search/サーチ』感想
タイトルの『searching』に込められた意味
さて、まずは本作のタイトルに個人的に感動したので、その理由を書いていこうと思います。
そもそも日本での公開タイトルは『search/サーチ』なんですが、原題は『searching』になっているんですね。
「search」という動詞があって、そこに進行形を表す「-ing」が付属しているわけです。
私はすごくシンプルながらダブルミーニングが込められているこの原題に非常に感動したんですよ。
主人公のデビッドがインターネットやSNSを駆使して、娘の居所を捜索するというのが、本作のメインプロットであるわけですから必然的に1つ目の意味は、娘を「捜索中」ということになります。
もう1つの意味は、本作『search/サーチ』が親子の物語でもあるということを念頭に置くと、見えてくると思います。
デビッドは妻が亡くなってからというものの、娘のマーゴットとあまり良好な関係を築けているとは言えません。
周囲の人に尋ねられるたびに、自分は娘と良好な関係を築いていると主張していますが、娘の悩みを何一つわかってあげられず、互いに心を閉ざし合っているようにすら見えます。
そんな父デビッドが、彼なりに娘との良好な関係の築き方を「捜索していく」というのが、本作のもう1つのメインプロットでもありました。
だからこそ本作の原題はそんなダブルミーニングを込めて『searching』になっているんだと思います。
そしてこのタイトルには、今後もデビットがより良い親子関係の在り方を「探し求め続けていく」という意味合いも込められていると感じます。
ただの技巧派映画ではない
この手の映像的な技術を全面にし出した映画って、どうしてもその技術依存になっていて肝心の映画としての完成度は高くないというケースが多いんですよ。
私がそういう作品の代表例としていつも挙げるのは、ドイツ映画の『ヴィクトリア』です。
そうなんです。
この『ヴィクトリア』という作品は140分の本編をワンカットで撮影してしまったという驚異的な映画になっています。
その技術的なインパクトが強かったこともあってかその年のベルリン映画祭でも高い評価を獲得しました。
しかし、そのワンカットの技術は素晴らしいものの、技術的な制約に縛られすぎたせいで、プロットや演出はほとんどが凡以下という少し残念な映画に仕上がっていました。
そんな具合に、個人的にはあまり技術的な側面を全面に押し出している映画に良い思い出がありません。
ただ今作『search/サーチ』は前編パソコンのモニターで展開という衝撃だけの作品では決してありません。
1回では見つけきれないだろうというレベルで散りばめられた伏線の数々。
自分の子供を思う親の愛情というもう1つのメインプロット。
脚本や構成のスマートさ。
どれを取っても見事と言わざるを得ない内容でしたし、圧倒的な完成度だったと思います。
単純に1本の映画として面白いということはすごく大切で、いくら技術的に素晴らしい映画だからと言ってそこを軽視してほしくないと個人的には思っていますので、その2点を両立させている本作には惜しみない賛辞を贈りたいですね。
なぜ全編PCモニターである必要があったのか?
本作『search/サーチ』の最大の特徴はやはり全編がPCモニター上で展開するという奇抜さです。
では、なぜこのような演出を本作が用いる必要があったのか?という点を考えてみましょう。
本作のメインプロットは2つあるというお話を先ほどしましたよね。
- 失踪した娘の行方の捜索
- 崩れてしまった親子関係の修復への模索
一見、全編PCモニターの演出は1の「失踪した娘の行方の捜索」に密接に紐づいているように見えるんですが、実はより強い結びつきがあるのは後者の「親子の物語」の方です。
冒頭にデビッドが亡き妻と、娘のマーゴットらと一緒に映像に映っているホームビデオ的な映像がたくさん映し出されましたよね。
この時、デビッドとマーゴットは2人とも「モニターの向こう側」にいます。
一方で、妻が亡くなった後、父と娘の間には深い溝が出来てしまいます。
しかし、2人の関係が崩れてしまっていることは、冒頭の映像によって対比的に証明されてしまいます。
というのもデビッドとマーゴットはお互いに会うこともなく、インターネットというデバイスを隔ててコミュニケーションを取っているんですね。
つまり、冒頭では2人ともが「モニターの向こう側」にいたにもかかわらず、妻の亡き後、2人は互いにモニターという「壁」を隔てた関係性を築いています。
しかし、終盤にはデビッドとマーゴットが2人ともモニターの向こう側にいた証が提示されていましたよね。
そうです。この写真をマーゴットがデスクトップの壁紙に設定していたことからも、強調の意味合いが込められていることは明らかです。
故に『search/サーチ』という映画はインターネットやSNSというデバイスのコミュニケーションにおける利便性を描きつつも、モニターやデバイスを介さない生のコミュニケーションの重要性をも訴えかけているのです。
スポンサードリンク
映画『search/サーチ』伏線解説(ネタバレ注意)
皆さんは映画を撮影するときの定石ってご存知ですか?
基本的に映画を撮影するときに、撮影する人が意識するのは、できるだけアクションを画面の中央付近で起こすという点です。
もちろんこれに沿って作られていない映画も多くありますが、映画の教科書があるとすれば間違いなく記されているであろう内容です。
『2001年宇宙の旅』や『シャイニング』で知られる名匠スタンリー・キューブリックは、極めて忠実に画面中央で「アクション」を起こすことにこだわった監督でもあります。
例えば『2001年宇宙の旅』のワンシーンです。
一方で本作『search/サーチ』のようなタイプの映画は、画面の情報量をおぞましいほどに溢れさせているため、もはや重要な情報が画面の中央には収まりきらなくなっていたりするんです。
今回はそんな努力の結果、発見することができた伏線についていくつかお話していこうと思います。
Catfishとは何なのか?
みなさんは、本作の冒頭で何度かCatfishという文字が登場したのに気がつきましたか?
当ブログ管理人は見逃しませんでしたよ!!
私が気がついたのは、冒頭のシーンでツイッターの急上昇タグの欄に「#Catfish」という文字があったこととマーゴットの学校のホームページに「Catfish」という文字が登場していた点です。
するとすぐに答えは出てきますよね。
正解は「ナマズ」です。
さて、この「ナマズ」がどういう伏線になっているのかという点についておはなししていくんですが、本作の「魚」に纏わるもう1つのキーワードを思い出してみてください。
そうなんです。では、このフィッシュ、白身魚のフリッターの材料になっている魚をご存じですか?
本場イギリスでは「タラ」が使われているなんてことが言われています。
当ブログ管理人、実はイギリスに短期留学していたことがありまして、その際に非常に興味深い話を聞いたんですよ。
それがアメリカの一部地域では「ナマズ」のフリッターが提供されることもあるという内容です。
そう考えていくと冒頭にCatfishという「ナマズ」を意味する言葉が隠されていた点は、本作において「fish_n_chips」が重要なキーワードになったことと深く関連があると考えて間違いないと言えるでしょう。
9日間森をさまよった男が生還
これも冒頭では何気なく頭の片隅に入れていて、終盤になって意味合いが繋がりました。
冒頭にデビッドがインターネット上のニュースサイトを眺めている時に、「9日間森をさまよった男が生還した」という旨の記事が映し出されていました。
この「9日間」という数字が本作の結末を見てから、思い返してみると印象的ですし、この何気ないニュースもまた本作の終盤の展開を暗示していたとも解釈できますね。
実は深い意味があるポケモン?
映画『search/サーチ』を見ていると、中盤のYoucastでのマーゴットとfish_n_chipsのチャットのシーンで「好きなポケモン」の話題が登場しています。
この時、マーゴットは「ユクシー」と回答しています。
当ブログ管理人のポケモンゲーム歴はルビー→エメラルド→リーフグリーン→ダイアモンドなので、なんとギリギリすんでのところでユクシーを知っておりました!!
ユクシーの特徴は劇中でも述べられていた通りで「記憶を瞬時に削除する」ことができます。
このユクシーが好きという発言が、彼女が母親に対して抱いている思いの強さと、それゆえにその思い出を消せてしまえたら楽になれるのにという心情の吐露のように思えます。
一方でfish_n_chipsが好きだと明かしたのが「カクレオン」でしたよね。
この「カクレオン」というポケモンは見た目の通り、カメレオンをモチーフに作られたポケモンです。
カメレオンの得意技と言えばやはり「擬態」ですよね。
何の意味があったのかすらよく分からないポケモンの何気ない会話ですら伏線になっていたと考えられてしまうのがこの映画の恐ろしいところです。
息子の募金詐欺の金額
これは正直伏線なのかどうかは分かりませんが、個人的には犯人を示唆するヒントだと思ったので、書いてみます。
ヴィック刑事がデビッドと通話をしている時に、彼女の息子が募金詐欺を働いたエピソードを明かしていますよね。
この時に、息子が各家庭を回って集めていた金額が25ドルだったんです。
一方で、失踪したマーゴットが急に大金を引き落としていたわけですが、その金額は2500ドルでした。
これはこじつけかもしれませんが、一応犯人をうっすらと匂わせる機能を果たしていたように思えます。
この募金のエピソードはもう一つヴィック刑事の気質をも明らかにしていました。
息子が募金詐欺を働いて、私の感覚だったら、それを知った時点で息子に謝らせに行きますし、お金を返させます。
ただヴィック刑事はそうはしていないですよね?
息子は本当に募金をしていたんだという体で真実を隠蔽し、息子の行為を正当化したのです。
ここで本作の違和感や真相に何となく気がついた方は多いのではないでしょうか?
『ローズマリーの赤ちゃん』
本作で、事件の捜査を担当する刑事はヴィック刑事なんですが、彼女の名前ってローズマリー・ヴィックなんですよ。
このローズマリーという名前を聞いた時に嫌でも思い出すのがロマン・ポランスキー監督の映画ですよ。
ローズマリーの子供は「悪魔の子供」と刷り込まれてしまうような、悪魔教を扱ったカルト的な映画なのですが、本作『search/サーチ』がここから影響を受けていたのではないかと容易に想像できてしまいますよね。
イースターエッグ的な発見ですが、これも伏線の1つといるでしょうか。
湖を仄めかすニュース
映画『search/サーチ』において非常に重要な場所となるのが湖です。
まず、先ほども話題に挙げた「ナマズ」は淡水魚で、日本では琵琶湖に多く生息しているとも言われています。
つまり「ナマズ」という魚自体も湖が本作のキープレイスであることを仄めかしていたわけです。
またデビッドはローズマリー・ヴィックが担当主任刑事に決まった時に、彼女のことを検索していましたよね。
その時に、実はSVPDが「(湖の)水中ユニット」を拡張したという旨の記事がスクリーンに映りこんでいます。
© 2018 SONY PICTURES DIGITAL PRODUCTIONS INC. ALL RIGHTS RESERVED
動画の下のおすすめ動画的なスペースに「SVPD Expands Underwater Unit」という動画がありますよね。
そのニュースの内容までは明かされませんが、ヴィック刑事が担当に決まった後に報道されていたことであると考えると、SVPD(Silicon Valley Police Department)ないしヴィック刑事が湖で何かをしていたということを示唆するものだったのかもしれません。
「lake」のイメージとヴィック刑事を紐づけるものとして目についたので、伏線ではないかと勘ぐってみた次第です。
2回目に向けての課題
個人的に断片的に情報が入ってきたんですが、まだ記事にできるほど纏まっていない情報を一旦ここに書いておきます。
まず、映画『search/サーチ』のインターネット画面やニュース映像なんかを見ていると、しきりにNASAが登場しているんですよ。
「Anomaly」だとか「Greenlighting」といった英語がスクリーンの隅にしれっと登場していて、宇宙人の存在が確認できただの、地球侵略の可能性があるだのというメインプロットに関連性があるのかもよく分からないエピソードが展開されています。
また、本作には「顔を見せない」キャラクターがいるんですよね。
これが正直に申し上げると、掴みきれませんでした。
Hannahという女性と思われる人物がデビッドのメッセージのやり取りに何度か登場していたんですが、彼女の存在がイマイチつかみきれませんでした。
この点も2回目に鑑賞した際に注視してみようと思いました。
サブプロットの存在に隠された意味
先ほど「2回目の課題」として挙げた部分はおそらく本作のサブプロット的な扱いになるんだと思います。
これもまさしく監督の意図するところなんじゃないかと思いました。
というのも映画というものは基本的に1つのプロットの筋を進めていく、ないし複数のプロットを同時並行的に進めながら関連付けていくというのが原則です。
つまりメインプロットに関係のない物語やエピソードが多いと脚本として散らかったものになってしまうということです。
しかし、『search/サーチ』という映画は全編PCモニターという演出を施すことで、本来映画としてはタブーであるはずの本編中で一切本筋に関わりを持たないサブプロットを進行させているんです。
まさにそうです。
こういう大事件を本編とは全く関わりのない、スクリーンの隅に転がる1情報として見ている人に提供しているところが本作の革新的な部分とも言えます。
これは全編をモニター上で展開させるという演出に伴う、監督の実験的な試みなのではないでしょうか?
情報社会において人は、氾濫した情報の中から常に「見たい情報」を自分が見たいように追いかけます。
すると、そのプロセスにおいて恣意的に自分の視界からシャットアウトされてしまう情報が必然的に生じます。
そこにすごく重要な情報があったとしてもです。
それこそがアニーシュ・チャガンティ監督が全編PCモニター映像を採用し、スクリーンに情報をあふれさせることで実現した「革新的で実験的な試み」だったんだと私は考えています。
映画『search/サーチ』を見ている時に、多くの人はミステリー的なメインプロットに誘導され、そこに関係のない情報を無意識にシャットアウトしていきます。
その間に地球が宇宙人によって侵略されるなんてニュースが画面の隅に幾度となく映りこんでいても気がつかないんですよ。
この情報社会の「恐ろしさ」を本作はとんでもない技で再現してしまったわけです。
この事実に映画を見た多くの人が気がつかない(私も鑑賞後すぐには気がつきませんでした)点もリアルですよね。
だからこそ本作は2回目の鑑賞ですごく見え方が変わると思うんです。
同じく張り巡らされた伏線を楽しむ映画である『ゲットアウト』の記事をご紹介しておきます。興味のある方はぜひぜひ作品を見て、記事も読みに来てください。
参考:【ネタバレあり】『ゲットアウト』解説・考察:張り巡らされた伏線を1つ1つ紐解く!
皆さんも映画『search/サーチ』を1回と言わず、2回、3回と鑑賞してみてくださいね!
おわりに:新しき「探偵」映画のカタチ
映画『search/サーチ』は個人的には1つの新しい「探偵」モノのカタチだと思っています。
このブログの他の記事でも書いてきた内容なので、短めにお話しますが、そもそも探偵というものが登場したのは都市が出現し、「群衆」が生まれたことで、個人の足跡が消失するようになったことがきっかけであると言われています。
一方で、現代社会というのは個人の足跡が「残りやすい」時代になったとも言えますよね。
インターネットやソーシャルネットワーキングサービスにおいて個人の足跡というものは必ず残りますし、何か起こればその情報を辿ることで真実に辿り着き得ることもあるやもしれません。
そう考えてみるとこの映画は探偵や警察でもない、ただの「個人」がネットワーク上に残された情報を辿ることで事件を解明できるかもしれないという様を描いた点で、これまでの「探偵」モノと一線を画しているとすら言えます。
というのも本作の主人公であるデビッドはハッキングのような専門的な手口は一切使っていません。
一般的な人が知っているであろう範囲内でインターネットやSNSを駆使し、真実に辿り着いたわけです。
だからこそデビッドという人物は極めて現代的で、新しい時代の「探偵」像なのかもしれません。
劇中でも日常茶飯事のように「人の死」が放送され、娯楽と同等に消費される時代。特にアメリカのテレビ番組はその傾向が強いです。
そんな「死」が形骸化してしまった時代に、インターネットの断片的な情報を集め、たった1人の個人の「死生」を探求していくという物語は高山宏的な解釈における探偵小説の文脈でもあります。
やはり映画『search/サーチ』は現代社会が生み出した新しい探偵映画のカタチと言えるでしょう。
また、今作で描かれたように情報を辿ることが良い方向に働くこともありますが、その一方でインターネット上では個人情報を特定して悪用するというような事案も実際に起こっています。
つまり映画『search/サーチ』は、一般人がビジランテ的に「探偵」となり、悪を暴くことができる可能性が出てきたこと、そして同時にその技術が悪用される可能性があることまでもを示唆しているのです。
情報社会の良さも描きつつも、それが孕む危険性についても目を逸らさずにきちんと描き切っているのがまた素晴らしいですよね。
パソコン画面上で展開される映画ですが、やはり小さな画面で見るより大きな画面で見た方が良いですよ!
ぜひぜひ劇場でご覧になってみてください!!
今回も読んでくださった方ありがとうございました。
関連記事
アプローチは違いますが、同じく現代に生まれた新しいミステリー像の模索という点で共通する『スマホを落としただけなのに』もおすすめです!
全編が電話の音声で展開されるワンシチュエーションスリラー『THE GUILTY ギルティ』にも注目です。
Catfishが本作で重要なのはその通りですが、ナマズの他にも「偽アカウント」のような意味で使われます。
https://www.urbandictionary.com/define.php?term=Catfish&=true&defid=8384853
Tさんコメントありがとうございます!
なるほど。そういう意味合いもあるんですね。
参考になりました(^^)
search、とても面白い映画でした。
私も安楽椅子探偵ものの新境地だと感じています。
ポケモンの伏線ですが
カクレオンの覚えられる技に「みがわり」というものがあるので、
そういったところにも伏線というか意図はあったのかなあと。
思わず書き込んでしまいました。
ノブヨさんコメントありがとうございます!
確かにカクレオンの技も伏線かもしれません。後は記事には書いてないですが、ユクシーがいるのって湖ですよね…。
伏線が細かくて最高です(^^)