映画館の見やすい席・おすすめの座席を徹底的に解説します!

はじめに

みなさんこんにちは。ナガと申します。

今回はですね映画館の見やすい席・おすすめの座席についてお話していきます。

この話題って実は多くの人が疑問に思ったり、悩んだりしているところだと思うんです。

かういう私自身も今のように年間100本以上も映画館で映画鑑賞するようになる前は、座席選びに苦労していました。

ということで今回は当ブログ管理人がおすすめの映画館の座席の選び方を伝授したいと思います。

ナガ
そして書いていく前に1つ注意書きです。

映画館のベストな座席というのは人それぞれです。また1人1人この場所が良いというこだわりもあると思います。

そのためこの記事に書いている内容は、あくまでも当ブログ管理人が映画館の座席を選ぶときに考えていることをまとめたものであるという点をご了承ください。

当然、この記事が参考にならないよ・・・という方もいるはずですからね。

あくまでも数多くある意見の中の1つとして見ていただけると幸いです。

良かったら最後までお付き合いください。

 

ステップ1:混雑を避ける

まず映画館で快適に映画を見るための大前提として、混雑していない環境で見るというのは非常に大切です。

ナガ
混み合ってる映画館はどうしても落ち着かないよね。

そのためまずは混雑していないタイミングで、映画を鑑賞するというスキルが求められるわけです。

ナガ
とは言っても混雑具合は作品によって違うじゃん・・・。

もちろんその通りです。「スターウォーズ」の新作が公開されました!なんてことになれば、どの回も問答無用で混雑します。

しかし、映画館はどんな作品であっても曜日と時間帯を変更することで、混雑度を緩和することができるのです!

当ブログ管理人は映画館でアルバイトをしていた経験がありますので、その辺りは熟知しているつもりです。

皆さんは映画館が一番混雑する時間帯っていつだと思いますか?

ナガ
まあ当然休日だよね。

確かにそうです。当たり前のことを言ってしまえば、休日ではなく平日に見に行けばどんな映画であっても混雑を避けられます。

ただほとんどの人は平日は学校や仕事で映画どころではないですよね。

では休日に映画館に行くとして、一番混雑しているのはどの時間帯なのでしょうか?

実は映画館が一番混雑するのは基本的に土曜日の14時~夜にかけてと日曜日の昼過ぎから夕方にかけてなんですね。

つまりどんな作品であっても基本的には、この混雑するゴールデンタイムを外すことで、劇場の混雑度を下げることができるんですよ。

映画を見る時に、シネコンであれば大体1つの作品が1日5回~6回ほど上映されていますよね。

その上映スケジュールを見る時に、狙い目なのは休日の朝一の回と、日曜日の比較的夜遅い時間帯の上映回です。

ナガ
日曜日は翌日が平日だから夜の混雑度が下がるってことか!

そうなんです。土曜日の夜遅い時間帯の映画館って、翌日が休日ということもあって混雑するんですが、日曜日の夜は比較的空いていることも多いです。

このように、まずは混雑する回をできるだけ避けるというステップを踏んでより良い鑑賞環境の土台を作りましょう。



ステップ2:前と左右に人がいない座席を抑える

ナガ
これは割と当たり前のことだよね(笑)

まず左右にい人がいないざ席を押さえるメリットについてお話していきます。

日本の映画館の大半の劇場が、2座席に3つのひじ掛けという構造になっています。

つまり隣の人がいると片側のひじ掛けは必然的に使えない(使いづらい)わけです。

よって両側のひじ掛けを使ってゆったりと映画を見たい方は必然的に、自分の両側が空席になるような座席選びをしなければなりません。

混雑している時はおそらく難しいとは思いますが、比較的劇場が空いている時は意識してみてください。

そしてもう1つ自分の前に人がいない座席を押さえるメリットについてもお話しておきますね。

映画館って基本的には、前の人の頭が被らないように座席の配置と傾斜を計算してあるはずなんです。

ただ、当ブログ管理人の経験上、あまり傾斜がないスクリーンでは前に人がいると、前に座っている人の頭が映画の映像に被ってしまうことがあります。

せっかく映画を見ているのに、前の人の頭が視界に入って、映像を遮ってしまうのは気分が悪いですよね。

そのため映画館で座席を選ぶ際は自分の前に人がいないざ席を選ぶことを推奨します。

ナガ
でも席を抑える時に空いていても、後から人がやって来ることもあるよね。

安心してください。当ブログ管理人が良い座席の選び方をご提案させていただきます!

まず、考えられる対策法が3つあります。

  1. 最前列を押さえる
  2. 通路に面した座席を押さえる
  3. エグゼクティブシートを押さえる(109系列)

映画館座席表の画像を拝借させていただいて、ご説明していきましょう。

TOHOシネマズ梅田公式サイトより引用)

最初に1の最前列を押さえるについてです。

ナガ
これは単純な話だよね!

最前列であれば、前に人がいることはないよね。これは当たり前のことです。

ナガ
ただ最前列の座席って、首が痛くならない?

そういう方には次の2の通路に面した座席を押さえるのがおすすめです。

上記の画像であれば5番と14番の列が望ましいですね。

実はこのスクリーンにもう1つ穴場があります。

ナガ
えっ?どこどこ?

これも裏技なんですが、車いす席のすぐ後ろの座席って穴場なんですよ!!

比較的前に人がいることが少ない上に、最前列よりも上を見上げずに済みますからね。

また他のスクリーンの画像を見てみましょう。

TOHOシネマズ梅田公式サイトより引用)

このスクリーンであれば、先ほどの小さいスクリーンにはなかった真ん中の通路が存在しています。

そのためJ列を押さえれば、前に人がいない状態で映画を楽しむことができます。

そして109シネマズ系列限定のお話にはなるんですが、3のエグゼクティブシートを押さえるという方法もあります。

これは109シネマズであれば、スクリーンの丁度中央付近に設置されているリクライニング付きの座席を押さえることで前後左右にゆったりとした状態で映画を楽しめます。

先ほどの混雑を避けるという話にも繋がりますが、できるだけ周囲に人がいない状態を作り出すことが肝要になるわけです。

 

ステップ3:スクリーンど真ん中を避ける

映画館で映画を見る際に一番見やすいのはどのあたりだと思いますか?

ナガ
そりゃ当然ど真ん中でしょ!!

そう思われがちなんですが、実はそうではありません。

ナガ
ド真ん中じゃないの!?

確かに左右に寄りすぎるのはあまり推奨できません。ただあまりにもど真ん中すぎるのはかえって見にくくなってしまうんですね。

おそらく多くの人が左右どちらかのひじ掛けに体重をかけて映画を見ることと思います。

ちなみに当ブログ管理人は右のひじ掛けにもたれかかって見ることが多いです。

ですので、私はいつも真ん中より少し右寄りの座席に座って映画を見ています。

このように自分の椅子への持たれ方の癖に合わせて、真ん中よりも少し右または少し左に座席の位置をずらしておくと良いと思います。

 

ステップ4:スクリーンの前方は意外とおすすめ?

スクリーンの前・中央・後方のどのあたりに座席を取るか?という点は多くの人の悩みどころですよね。

当ブログ管理人のおすすめは圧倒的に一番前なんですよ。

一番前ってあまり人気がないので、混雑度がそもそも低いです。

さらに先ほどお話した、自分の前に人がいないという要件も満たしてくれます。

加えて、一番前って自分の前に座席がないので思いっきり足を伸ばして映画を見ることができます。

皆さんは映画館でマナーの悪い人に遭遇することはありませんか?

ナガ
スマホの光、持ち込んだ飲食物、いびき、おしゃべり・・・。

マナーの悪い人ってどうしても映画館に行くと、います。

一番前に座ると、そもそも人が少ないので、必然的にマナーの悪い人に遭遇する確率もグッと下がるんです。

確かに一番前に座ると、腰が痛いですとかスクリーンが視界に収まらないというデメリットもあります。

それでも1番前を選ぶメリットは個人的には大いにあると思いますよ。




ステップ5:見る映画や上映形態によって座席の位置を変える

さて、ここからは見る映画や上映形態によっておすすめの座席位置が変わるというお話をしていこうと思います。

ナガ
まずはジャンル別!!

まずアクション映画とそうでない映画を見る場合で、座席の前後位置を分けると良いと思います。

アクション映画ってすごく動きが速くて、画面の上下左右いっぱいにキャラクターが移動することもしばしばです。

そのためあまり前方の座席に座ってしまうと、アクションを目で追い切れなくなっていくんですよ。

ナガ
確かに!これって意外と盲点だよね!

アクション映画でなければ、比較的前方の座席で鑑賞しても問題ないと思います。

アクション映画を見る際はスクリーン中央~後方の座席を選択すると良いでしょう。

また、洋画・邦画の場合でも座席位置を分けると良いと思います。

まず、洋画の場合は大前提として「字幕スーパー」が存在しています。

つまり、映像を見るとともに画面の下部に表示される字幕を目で追う必要が出てくるわけです。

そうなると前方の座席で鑑賞しすぎると、画面に表示される映像情報と文字情報を追いきれなくなってしまいます。

ですので、字幕スーパーが表示される洋画をご覧になる際もスクリーン中央から後方の座席を押さえるようにしましょう。

ナガ
あとは今話題のIMAXシアターだよね!!

IMAXシアターは非常に特殊で、他のシアターとはスクリーンの構造が異なります。

IMAXシアターのスクリーンは緩やかな曲線になっているんです。

そのため大前提として左右に寄りすぎると映像が不自然に見えることがあります。IMAXシアターで映画を見る際は(左右ベースで)できるだけ中央付近に座席を取りましょう。

またIMAXのスクリーンは圧倒的に巨大です。

日本最大のIMAXである大阪エキスポシティだと縦に18メートル、横に26メートルという巨大スクリーンが広がっています。

そのためあまり前方に座席を取ると大変な目に遭います。

ナガ
当ブログ管理人も一度最前列で鑑賞したけど、首がもげそうになったよね(笑)

皆さんはこうならないようにIMAXシアターで最前列付近の座席を取るという無謀な行為は避けた方が賢明かもしれません。

ナガ
最後にもう1つ注目されている4DXスクリーンについてお話するよ!

4DXの座席の特徴を一言で言います。

ナガ
固い!!

まさにこれなんですよ。

さらに4DXってきちんと正しい姿勢で座って初めて、エフェクトを体感できます。

そう考えると前方の座席は不味いと思いませんか?

ナガ
なんでなんで?臨場感あるじゃん!

そう思う方もいるかもしれませんが、前方の席でスクリーンを見上げる姿勢で映画を見る時って、基本的に姿勢を崩しますよね。

椅子に深く腰掛けて、かなりもたれかかる姿勢になりませんか?

見やすさという観点で考えた時に、椅子が固くて、正しい姿勢で座る必要がある4DXシアターだとすごく不便なんですね。

そのためできるだけ4DXはスクリーンの中央付近の座席を取るのが良いでしょう。

ただエフェクト等は基本的にスクリーンの前方から演出されていることが多いので、4DXのフラッシュやスモーク、ウォーターといったギミックを最大限楽しみたいということであれば、見やすさを犠牲にしてでも前方に座るという選択肢もアリでしょう。

ナガ
最後に今話題のドルビーシネマについて!

ドルビーシネマの特徴はオブジェクトベースの音響技術とドルビービジョンによる黒が際立つ映像美です。

スピーカーを劇場内に張り巡らせていることで、これまでのような5方向、7方向といったスピーカーの数や位置に縛られない圧倒的な音響を実現しています。

ただ個人的に映像面で気をつけていただきたいことがあります。

まずドルビーシネマって基本的にカーブドスクリーンが採用されています。

これとドルビービジョンの投影式の影響で、3D上映の際にあまり前方の席に座りすぎると「色ずれ」といって、映像に残像のようなものが見える現象が起こります。

ナガ
当ブログ管理人は梅田ブルク7のドルビーシネマでこの現象を確認しました!

そのためドルビーシネマで鑑賞する際はあまり前方の席を取りすぎないというのが、1つセオリーになってくるのではないかと考えています。

 

ステップ6:音響的な側面

『ガールズ&パンツァー』の音響も担当している岩浪美和監督がこんな話をしておられました。

近年のシネコンでは、それが起こりにくいように計算されていることも多いようです。

そのため岩浪監督が指摘しているような鳴き竜現象は起こりにくいようです。

ですが、やはり音響的な側面から考えると、中央ど真ん中から左右に少しずれた位置に座席を取るのがセオリーと言えるのかもしれませんね。



新型コロナウイルス対応で求められる新しい鑑賞様式

さて、2020年に入り、新型コロナウイルスの影響で映画館では座席の間隔を空けて鑑賞するように劇場側が対策を取っています。

ナガ
そもそもなんで間隔を空けての販売なんだろう?

これについては保健所等の基準で定められている換気の基準を満たすためというのと、劇場内での会話により飛沫感染が広がるのを防ぐためということでしょうね。

観覧場の床面積1平方メートルごとに毎時75立方メートル以上(75 ㎥/h・㎡)の新鮮な外気を供給することができる能
力を有すること。ただし、温湿度調整装置を有するときは、この能力を毎時25立方メートル以上とすることができる。

例えば、東京都の規則だと、上記のような基準が定められているようですね。

おそらく満員の時の劇場を想定した数値なのだと思いますが、やはり今の状況でいくら換気の設備が整っていると言えど、満席にしてしまうと、「十分に」換気ができているとは言えなくなると思います。

そのため、空間当たりの十分な換気量を実現するためにも、劇場に入る人間の数を制限するということなのではないでしょうか。

ナガ
ただ、劇場に足を運ぶとこの規則を守っていない人たちが…。

お連れ様と一緒に座りたいからと、本来な販売されていない隙間の座席に座っている、明らかに規則違反というか、自分の購入した座席に座るという当たり前のことができていない人がいました。

自分の欲求を優先して、もし自分が感染していて、無症状で他の人に移してしまうなんてことになったら、責任はとれるのですか?もう少し考えて行動していただきたいです。

原則として、映画館のスタッフが劇場の見回りをして、そういった規則違反の方を見かけると注意するようにしているようです。

ですので、このブログを読んでくださった方は、絶対に1席間隔を空けて座る、満席でお連れ様と近くに座れないとしても、諦めて購入した座席に座るということを徹底していただくようにお願いいたします。

そして、座席の選び方に関して言うなれば、現在どの座席を購入しても、自分の前後左右1席ずつは空席という状態になっています。

ですので、基本的にどの劇場のどの座席を選んでも前の人の頭がスクリーンにかぶって邪魔になったり、横の人の存在が邪魔に感じられたり、ということがないのは大きなメリットだと思いますね。

ただ、ここまで記してきたような自分に合った座席を選びたいという方は、平常時よりも一層オンライン予約が求められる状況になっていることは理解してください。

というのも、単純に座席数が半分になっていますので、人気の作品はすぐに「完売」マークが転倒してしまう状況が都市部では続いています。

自分の見たい作品を、ベストな場所で鑑賞したいという方は、積極的にオンライン座席予約を利用しましょう。

 

おわりに

いかがだったでしょうか。

今回の記事はあくまでも当ブログ管理人の個人的な経験側と考え方に基づく提案なので、皆さんご自身がここが見やすいという座席で見るのが一番だとは思います。

ただ座席選びに迷った時に、参考になるんじゃないかと思いましてこのような記事を書かせていただきました。

当ブログ管理人は関西圏の映画館(とりわけ大阪圏)を利用することが多いので、その界隈の劇場を利用する方で、見やすい座席を教えていただきたいと行こうとであれば、コメント欄等に記載していただければ、個別に相談にも乗りますよ。

ちなみに大阪の映画館の情報をまとめた記事もありますので、良かったらこちらも読んでみてください。

こちらに記載している映画館であれば、各スクリーンの詳しい情報もお伝えできると思いますので、お気軽にご相談くださいませ。

今回の記事は参考になりましたでしょうか?

映画館で見やすい座席を押さえて、皆さんも快適な環境で映画を見ましょう!!

今回も読んでくださった方ありがとうございました。

2件のコメント

こんにちは。昔、知人が、洋画の場合は字幕が右縦に出るパターンが多いので最後尾左端、と決めてたのを、マネしてました。字幕が下辺に出る映画の場合は、ミニシアターで真ん前に座られて泣きたくなったこともあったなぁ!ネット予約で通路側の席を予約したつもりが、どん詰まりの壁だったという事も…毎回毎回、悩ましい問題ですよね。

さるこさんコメントありがとうございます!
劇場によっても条件が全然違うので、すごく難しいですよね!!
行きつけの劇場だと勝手が分かりますが、初めて行く映画館とかだと未だに悩んでます…。

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