みなさんこんにちは。ナガと申します。
今回はですね今や世界が認める女優となったエル・ファニングの可愛さとエロさを堪能できるおすすめの映画ということでお話していこうと思います。
今やエル・ファニングと言うと映画をある程度の本数見ている方であれば、知らないということは無いだろうくらいには有名な女優です。
彼女はもともとは子役としてデビューしました。
子役としてチヤホヤされても成長と共に活躍の場を失っていく子が多い中で、彼女は確かな演技力を身につけ活躍の場を広げました。
彼女の特徴は何といっても大人っぽさの中に残る少女のようなあどけなさです。
エル・ファニングのことを評して「初恋の香り」がする女優だという言葉があります。
確かに彼女は大人っぽく、特徴的な目が世界を冷めた視点で見ているような印象すら与えます。
しかしその大人っぽさと冷徹な印象の中に確かに「少女」が宿っているんです。
だからこそ彼女は非常に魅力的です。綺麗系、可愛い系なんて言葉では括れない不思議な魅力を全身から発しているわけです。
今回はそんなエル・ファニングの魅力を余すところなく堪能できる映画を7本紹介していきます。
ただ紹介していくだけで面白くないので、今回は個人的に好きなワンシーンをそれぞれピックアップしながらお話していこうと思います。
良かったら最後までお付き合いください。
目次
『ベンジャミン・バトン』
(C)2008 Paramount Pictures Corporation and Warner Bros. Entertainment All Rights Reserved
この映画の撮影をしている時って彼女はまだ9歳か10歳くらいでしたね。
『ベンジャミンバトン』という作品は、80歳の状態で生まれ、年々若返っていくという奇妙で数奇な人生を送ったベンジャミンの一生を描いた作品です。
この作品でエルファニングが演じたのが、何とヒロインです。
後にベンジャミンと結ばれることになるデイジーの幼少期を演じたのが彼女だったわけです。
老人の見た目をしているベンジャミンとデイジーは次第に惹かれ合いますが、なかなか人前で会うことは難しいですよね・・・。
そのため夜にこそこそと逢瀬を重ねるのですが、まあそのシーンがなんといっても可愛いんです。
今回チョイスしたのは、彼らの出会いのシーンです。
ベンジャミンは彼女を初めて見た時の綺麗な青い瞳は忘れられないなんてモノローグで語っています。確かにこんな可愛い子がいきなり目の前に現れたらそりゃ忘れられませんよ。
『SOMEWHERE』
(C)2010 – Somewhere LLC
『ベンジャミン・バトン』の時よりも随分と大人びたエル・ファニング。
しかしソフィア・コッポラ監督のフィルターを介せば、あっという間に無邪気で純粋な少女の肖像へと変貌します。
本作はハリウッドスターであるジョニーの空虚で退廃的な暮らしに突如現れた前妻との間の娘クレオが彼を変化させていくというストーリーです。
ヴェンダースの『都会のアリス』を思わせるプロットにリアリティをもたらしたのは紛れもなくエルファニングの存在です。
彼女があまりにも無邪気で、天真爛漫で、自由奔放だからこそ主人公のジョニーがその存在に感化されていく様がより実感を持って現前しています。
特に今回チョイスしたプールでジョニーとクレオが戯れるシーンが私は大好きですね。
どこかに置き去りにしていた人生の喜びがキラキラとした水の中に確かに息づいている感覚が忘れられません。
彼女のような美しい少女に出会ったら、思わず毎日の疲れも癒されそうです・・・。
『ジンジャーの朝』
(C)BRITISH FILM INSTITUTE AND APB FILMS LTD 2012
意外と彼女の出演作の中では知られていない作品ですが、個人的には大好きです。
主人公ナタリーとローザ は幼馴染の関係でした。2人は友情以上の関係で結ばれています。
しかし、そんな2人の関係性は大人になるにつれて目まぐるしく変化していきます。
そして2人の関係を切り裂く決定的な出来事が起こってしまいます。
どんどんと暗く袋小路へと迷い込んで行く人生の物語。家庭状況や社会、性愛、さまざまな物事が彼らの関係を悪化させていきます。
どんどんと汚れていく2人の関係。しかしふと振り返るとそこには確かに純粋でまだ汚れを知らなかったあの頃の2人の友情が確かにありました。
同じ服を着て、下着を見せ合って笑っていたあの頃だけは、あの朝だけは永遠なのだと。
後半になるにつれて、どんどんと物語が重厚になっていくために、余計に序盤の微笑ましい瞬間が蘇ってきて、涙がこぼれそうになります。
チェックしてみて欲しい作品です。
『20センチュリーウーマン』
©2016 MODERN PEOPLE, LLC. from “20th Century Women” official trailer
今作はマイク・ミルズ監督が描いたドロシーとジェイミーの母子の物語です。
高い評価を得た本作において、ジェイミーの友人であるジュリーを演じたエルファニングはキャリアハイの演技だと絶賛されました。
恋愛を知らない主人公ジェイミーと常に性の臭いを漂わせ、大人びた雰囲気を放つジュリー。
しかし彼女はジェイミーとは夜の関係を持とうとはしません。
何と言う生殺し状態・・・。
チョイスしたのはエルファニングの太ももです!!
このセクシーすぎるカットがために、世の全男性はムラムラした思いを抱え込んでいる主人公のジェイミーの心情に共感したことでしょう。
このちょっと年上の色気を振りまくお姉さん感がたまらなく素晴らしいので、ぜひぜひご覧になっていただければと思います。
『20センチュリーウーマン』は単純に1本の映画としても個人的に大好きな作品なので、おすすめです。
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『パーティーで女の子に話しかけるには』
(C)COLONY FILMS LIMITED 2016 映画「パーティで女の子に話しかけるには」予告編より引用
ジョン・キャメロン・ミッチェル監督のSFと恋愛、パンク音楽を融合させた謎すぎる映画です。
原作を大きく脚色し、監督の独自色を出しまくった結果、とんでもない映画になっています。
この映画は本当に世の男性がずっと見たくて見たくてたまらなかった数々のシーンをジョンキャメロンミッチェル監督が代表してやってくれた感じですよね。
彼はエルファニングにこれをやらせるために映画監督になったんじゃないか?って思いましたよ。
とにかくフェチ描写がこれでもかと言うほどに詰め込まれています。
その中でチョイスしたのはキスをするときにエルファニング演じるザンが口からゲロを吐くシーンです。
でもその人の汚いところもすべて受け入れるのが恋愛だと言うではないですか。
そう考えるとゲロを受け止めるって恋愛の本質を表現しているのかも知れません。
終始相手役の男の子が羨ましく思えてしまう映画です。
『ビガイルド』
(C)2017 Focus Features LLC All Rights Reserved
『ベンジャミン・バトン』に出ていた頃のあどけない彼女の面影をもはや感じさせない、ひたすらに妖艶な魅力を振りまく様子が印象的な映画『ビガイルド』でした。
監督は『SOMEWHERE』同様ソフィアコッポラです。
彼女の父親のフランシスコッポラもエルファニングを起用して『ヴァージニア』という妙な映画を撮っていましたが、コッポラ一家はエル・ファニングを魅力的に撮りたい病気にでも侵されているんですかね?
今作でエルファニングはコリンファレル演じるマクバニー伍長にその美貌とエロスを武器に迫り、関係を持とうとする少女アリシアを熱演しています。
今回チョイスしたシーンはそんな情事のシーン。
コッポラ監督のフィルター越しに見ると何てじめじめとしたエロスに満ちたシーンなのでしょうか。
垣間見えるエルファニングの御足はもはやエロスのイデアと言っても過言ではありません。
女の園で、思わず手を出したくなるような「隙」を見せる彼女の演技に惹かれます。
『アバウトレイ』
(C)2015 Big Beach, LLC. All Rights Reserved.
本作でエルファニングはトランスジェンダーの少女ラモーナを演じています。
彼女は男性として生きることを決意し、ホルモン治療を受けるための同意書に元父からのサインをもらおうと奔走します。
その行動が家族に思わぬ亀裂を走らせます。
本作はトランスジェンダーの少女を主軸に据えながら家族の崩壊と再生を描いた作品です。
今回チョイスしたのはエルファニングの腋毛があらわになっているこのカットです。
こういう些細な描写によって、彼女が男性として生きようとしているという意志を伺わせているのが非常に上手いですよね。
非常に難しい役どころではあるんですが、この年で既に堂々たる演技を披露する彼女は、役を全うしております。
エルファニングという女優の懐の深さや子役時代からの成長を特に感じる作品の1つです。
その他にも
エルファニングという女優は、最近フェチ描写を志向するような作品ばかりに出演しているような印象があります。
演技という観点から見ると、一番素晴らしかったのは『ネオンデーモン』でしょうか。
レフン版サスペリアとも言われる独特のタッチの作品に主演で参加し、狂気的な魅力を放っていました。
この作品を見ていると、彼女の「美」に憑りつかれてしまいそうです。
最近公開された『ガルヴェストン』という作品でも体を売ることでしか生きていけなかった女性という、どちらかと言うとセクシー路線の役を引き受けていました。
もっと王道で勝負できる女優だと思うんですが、近年はやはりそのエロスを前面に出した役どころが多いですね。
もちろんそれはそれで嬉しいですが、将来的には彼女がオスカーを手にする姿を見たいものです。
おわりに
いかがだったでしょうか。
いつもは映画について真面目に語っているんですが、今回は不適切な私の個人的な本音が漏れだしてしまいました(笑)
このような不適切な考えはきちんと胸にしまっておき、以後このようなことが無いように精進してまいります。
この記事を読んで気になった作品があるという方はぜひぜひチェックしてみてください。
きっとあなたも彼女から目が離せなくなるはずです。
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